スウェットロッジセレモニー 2002 0525〜26 
セレモニーリーダー 松木 正
(マザーアース・エデュケーション代表)
快晴の空の下 スウェットロッジの準備が始まります 木の枠組みに 毛布などを巻きつけていきます
キマグの旦那さんは ココで見守っていてくれます
いつも一緒に居たいから こんな時もそばに居て欲しい
キマグ炎上!? 
ロッジのそばで石を焼く火が 高く炎を上げています
セレモニーの開始が近づくにつれ
辺りには ぴんと張り詰めたような空気が
満月のまぶしい夜でした am 1:30頃 いよいよスタートです
am 5:30頃 セレモニーは 無事終了しました
暗闇に見えた バッファローの頭蓋骨と炎
もう 怖くない
セレモニー後の ロッジ内 山積みにされた石 子宮をシンボライズした半円球のドーム 入り口は産道
手前の小山は 大地を意味して
その手前には 太陽を意味する焚き火がありました
参加者 全員での記念撮影 皆 幸せな顔してます
スウェットロッジセレモニー 誰もが良く耳にする言葉ではないと思う
家から近い場所という事もあり ほとんど未知への好奇心で参加したというのが 正直なところだ
スウェットロッジセレモニー というもの自体の意味を知るところからのスタートだった
子宮をシンボライズしているという事も 改めて知った
アメリカ先住民 ラコタ族の 「ラコタ」 という言葉には 「人間」 「同胞」 という意味合いがある
ヒト でなく ニンゲン  同じ物の中から生まれたという意味の 「同胞」
自分と 自分を取り囲んでいるすべての物事とのつながりを 再確認する
そんな意味合いがあるんだと ぼんやり思った

真っ暗なロッジの中 緊張気味のあたしの耳に入った最初の言葉
「あなたは 安全です  あなたは 守られています」
既に 泣きそうな気持ちになった
悲しいとか 辛いとか 嬉しいとか
そういう気持ちで流す涙とは まったく違う 安堵の涙

間もなく 赤々と焼けた石がロッジ内に運び込まれる 水が掛けられる
頭の上から むせ返るような熱風が みるみるあたしを包んだ
一気に 体中がびしょ濡れになる 水蒸気で濡れているんじゃない事に気づいた時は
息苦しい熱さの中でも 心地よい安心感に包まれる
ひざを抱えた 胎児のような姿勢で じっと その時過ごす

時々 入り口が開かれ クールダウンする度に
さっきまで自分が居たロッジの外が 別世界に見えてくる
バッファローの頭蓋骨越しに 赤々と炎が燃え盛る
ココから出て行くことができるのか そんな 不安に襲われる 更に強くひざを抱いた

時間の感覚が麻痺してくる 体の感覚も 思考力も
最後に残ったのは 素直な自分
ロッジから這い出したあたし自身に 目に見えるような変化はモチロン無いけど
今日という日が もうひとつの自分の誕生日になった気がした
5月26日の朝 快晴 みんなが心から笑ってた朝

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